はじめてパパになった瞬間

タイの通信会社「Dtac」によって制作されたこのCMは、動画サイト公開後、わずか3日で400万回以上も再生されるほど話題になりました。

ほとんど子育てをしたことがないパパが赤ちゃんと2人きりでお留守番をしたときの様子。
最初はママに頼り切りのパパでしたが、”パパが本当の意味でパパになる”瞬間が訪れ、「泣ける」「感動する」と世界中の人々の心をあたためています。

家族がひとつになった瞬間、言葉なんていらないのかもしれません。

あらすじ

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普段、ほとんど子育てを手伝わないパパが赤ちゃんと2人きりでお留守番をするところから始まります。
泣き出してしまった赤ちゃんを前に、困ったパパはとにかくママへ電話を!

ママが必要なんだよ!

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買い物中のママとつながった電話。
ママの助言通り、アニメを見せるけれど赤ちゃんは泣きやんでくれません。
「アニメじゃない、ママが必要なんだよ!」
パパにお願いされたママは、出先のスーパーで人目も気にせずTV電話を使って一生懸命話しかけます。
「ママだよ~」「ママはここにいるよ~」
「いないいない、ばぁっ!」
ところが、どんなにママが頑張っても、やっぱり赤ちゃんは泣き止んでくれません。

はじめて“パパ”になった瞬間

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泣き止むどころか、ますます泣きじゃくる赤ちゃんを見てそっとケータイを置いたパパ。
はじめて赤ちゃんに手を伸ばします。
そして、パパが本当の意味でのパパになった瞬間が訪れるのです。
スーパーでは、つながったままのTV電話の画面越しにその状況を見たママがこっそりと涙を流し物語は幕を閉じます。

家族がひとつになった瞬間

ママよりも、赤ちゃんと接する時間が短いパパは、本当に自分がパパになったんだと実感できるようになるまでに時間がかかるのかもしれません。
手伝ってくれない、どうして可愛がってくれないんだろう、なんてパパに対して思ってしまっていたけれど、本当はまだパパはどうしたらいいのかわからないだけなのかも。

みんな同じなんだ

舞台はタイの一般家庭。パパとママの会話も、字幕の英語もわからなくても、2人がどんな会話をしているのかすぐにわかります。
どんな国もどんな世代も、みんな同じなんだなと感じさせられました。

触れることの大切さ

子育て用のアプリやスマートフォンでのTV電話。たしかに、このCMのように愛やぬくもりに代わることはできません。
触れられるという温かみ、隣にいるという安心感。どんなに技術が進歩しようとも、それに勝るものはないのかもしれません。
一方で、スマートフォンがあるからこそ実現する瞬間や、伝わる想いがあることも事実ですよね。
物があふれている世の中に生まれた以上、取捨選択しながら上手に付き合っていけたらいいなと思います。
スマートフォンやアプリをコミュニケーションのきっかけにして、もっともっと親子や、家族の愛を確かめ合うことができたらとても素敵なことです。

手のひらに収まる愛の動画を見て、今一度お子さんとの時間や、旦那さんとの時間を慈しむ良いきっかけになりますように。