東京都、10年間で自殺した妊婦63人

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調査によると東京都で10年間に自殺した妊婦は63人。「出産後1年未満」の女性は40人でした。
そのうち6割がうつ病や統合失調症などの精神疾患で通院歴があり、半数は「産後うつ」の診断を受けていたといいます。
通院していなかった4割の方のなかにも、育児に悩みを抱えながらも受診を拒否していたケースも確認されており、実際に「産後うつ」を患っていたと思われる人数はさらに多いようです。

産後うつ

産後うつとは、出産後、2週間以上にわたって抑うつ状態が続く病気で、うつ病の一種です。
出産後2~3週間で発症する人が多いようですが、3~4ヶ月経ってから発症する人も。
産後の女性の約10~20%がかかると言われており、原因はホルモンバランスの乱れと育児環境によるストレスなどがあげられます。

こんな症状出ていませんか?

≪主な症状≫

・イライラする
・憂うつになる
・疲れやすい
・涙が出る
・不安定な気持ちになる
・食欲不振
・不眠
・夫や赤ちゃんへの愛情が感じられなくなる

さらに、産後うつになりやすい人には、こんな特徴があるようです。

・頑張りやさん
・まじめ
・完璧にやらなければ、と思ってしまう
・人と比べてしまう

一度大きく深呼吸を

産後うつかも?と思ったら。

どうか、完璧にやろうと思わず、肩の力を抜いてみてください。
「わかならい」「できない」と友達や家族に気持ちを吐き出すだけでも楽になります。
他の子どもと比べてしまうようなら、“ママ友”ではない友達と話をしてみてもいいかもしれません。相談内容が解決できなくとも、話をするだけで不安や苦痛が解消され、心の安定につながります。

アロマを使ってホルモンバランスを整えよう

嗅覚は他の感覚よりもダイレクトに脳の中心部(大脳辺緑系)へつながり、すばやく感情へ影響します。香りを取り入れることは、産後うつへの対策として即効性があるといえるでしょう。
また、いい香りが気持ちを明るくするだけでなく、女性ホルモンのバランスを整えてくれる効果のあるオイルもあるので、ぜひ試してみてください。
(ゼラニウム、イランイラン、ネロリ、フランキンセンス、ベチパー、ベルガモット、メリッサー、ラベンダー、ローズ など)

夜泣き用アロマオイルも

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出典:AMOMA natural care  http://www.rakuten.ne.jp/gold/amoma/

利用者の声として、夜泣きのときも気持ちが落ち着いたという意見のほかに、赤ちゃんの寝つきがよくなったという意見がありました。自分の洋服やシーツに数滴垂らして利用される方も多いようです。

気分で選べるマタニティアロマ

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出典: 生活の木 http://aroma-bluemoon.jp/heartoil.html

様々なアロマオイルを製造販売している「生活の木」では、マタニティ用のアロマが販売されています。リリーフ・ピースフル・スマイルの気分に合わせて3種類から選べるようになっています。(香りはそれぞれラベンダー調・フローラル調・柑橘系で調合)

使い方はいろいろ

アロマディフューザーのない方でも、洗面器に入れてフットバスにしたり、ホットタオルに垂らしたり、いろいろな使い方ができます。
直接肌に塗ることはできませんが、洋服やハンカチに垂らして使うこともおすすめです。

手軽なことから始めてみて、少しでも気持ちが楽になるようにしてみてください。
上記にあげたような産後うつの症状が長引く場合は、心療内科や精神科の受診も検討してください。
自分1人で抱え込まず、周りに頼って、笑顔で過ごせるようにしてくださいね。