引き出しやラックでおもちゃの定位置を決める
大きな箱におもちゃを全部どさっと入れていませんか?これでは箱の中がグチャグチャで、出す時に「どこにあったかな?」と全部ひっくり返さなくてはいけません。
おもちゃにも居場所を決めてあげましょう。
我が家では小さめの引き出しを買ってきて、「おえかき」「ぶんぼうぐ」「おままごと」と引き出しにシールを貼りました。まだ字は読めなかったので、かわいい絵のシールを一緒に貼って「うさぎの引き出しは、”おえかき”のものだよ」とか「はさみは、”ぶんぼうぐ”に入れてね」と教えました。
色や模様が違う箱やラックにすると、わかりやすいです。お子様の好きな柄にするのもおすすめです。
やる気や悔しさも覚えられる、お片付け競争!
子供は「よーいどん!」が大好きです。そこでお片付け競争をしちゃいましょう。
ママと一緒に「よーいどん!」で、どっちが早いか競争するのです。「早くしないとママが全部片付けちゃうよ~」とあおりながら、最終的にはちょっとの差でママが負けるようにすると、「やった!僕、ママより上手にできちゃった!」と達成感を得て、またやりたくなるのです。
でも時々「ほーら、ゆっくりやってるから今日はママの勝ち!」と勝ってしまうのもいいでしょう。悔しいことを覚え「今度は絶対負けない!」と意欲が出てくるからです。
毎日のお片付け競争で、片付け上手になるだけではなく意欲的な子にしてしまいましょう。
怒るのは逆効果!ほめて伸ばしてみませんか?
お片付けをしないのを見ると「さっさとやればいいのに」とイライラしてしまいますよね。でも怒るのは逆効果で、ますますやる気を失くしてしまいます。
イライラするのは、ママの尺度に当てはめて考えてしまうからではないでしょうか?幼児と大人ではスピードも知識も全く違うのですから、できなくて当たり前なんです。
繰り返し行い、覚えていく時期なので、ゆっくりでも見守ってあげなければいけません。パパやママが一緒にやって見本を見せてあげ、「片付けるとすっきりするね」ということを教えてあげてはどうでしょうか。
イライラをぐっとこらえて、片付けができた時には褒めてあげるほうが、ずっとやる気を出すはずです。